UAEとイラクの一戦、UAEの攻撃はなかなかに日本に似てたり…
2016.11.17
ワールドカップ・アジア最終予選、UAEがホームでイラクを2-0で退け、勝点を9ポイントへ伸ばした試合。スタジムを埋めた観客の後押しもなかなかのもので、来年3月、ここで(このスタジアムかどうかは未発表だが)日本はUAEを倒さなくてはならない。
そのUAEの攻撃だが、中盤でボールをキープしてパス交換でつくっていき、最前線に3人ないし4人が絡んでフィニッシュを狙うという、日本の攻撃スタイルになかなか似てたりしてたのが興味深かった。ま、イラクのディフェンス網が、一応4-4のラインを敷いてゾーンディフェンスをしようとしてる感じなんだが、すぐに乱れてしまい、中盤がルーズになったりプレスの構築ができてないことはあったんだが、それでもね。来年3月の試合は、非常に見ものになるだろうな。ま、こんなあたりで勝てないようではハナシにならないわけだが。むしろ、やりやすいはずだけど。ただ、フィニッシュそのもののパンチ力というかシュート力は、日本の選手よりUAEのアタッカーの方がパワー的に上とも言えるんで、十分気をつけることだろう。
ちなみに、次のアジアカップ(2019年)の開催国はUAEなんで、2018年のワールドカップの行方、ワールドカップ出場権の行方がどうであれ、UAEは初めてのアジアカップ獲得に力が入ることだろうな。
また、来年と再来年(2017年と2018年)のクラブ・ワールドカップもUAE開催。クラブ・ワールドカップについては、日本開催は今年が実質最後だろう。