9番付けさせてもらってんなら…

2014.09.24

昨日のJリーグで、出場停止明けの大久保のハットトリック、それも3ゴールめが凄かったが…ペナルティエリア右に相手ディフェンダーとの競り合いを制しながら入って行って、角度のない至近距離から右足アウトで天井をぶち抜くと。これはスーパーなプレーだったが、誰かが言ってた…こういう選手が23-24歳で出て来ないと、、、って。そのとおりですな。

ドイツのカールスルーエでプレーしている山田大記が初ゴールだそうで。ちょっと時間がかかったか?? 6試合め?? 岡崎がメールでアドバイスくれたんだそうだ。来ると思ってないと逃すぞ…的なアドバイスだったようだが、確かに山田大記のゴールの映像を見ると、右から流れて来たグラウンダーのボールに左から決めたんだが、クイックショットをかまさなければ止められてたかも。そのシュートシーンに、日本で見ていたプレーよりも獰猛さというか荒々しさみたいなものを感じたりしたんだが。
岡崎のアドバイスは、当たり前って言やぁ当たり前のことかもしれないが、ただ待ってんじゃなくて常に集中して準備してろっていうか、むしろ呼び込め的な感じもするんだが、その言葉は流石って言っていいんじゃないか。
で、山田大記は9番をもらってんだな。空いていたのかもしれないし、たぶんそれが最大の理由なんだろうが、でもたとえどういう経緯であろうと9番付けちゃってんなら、9番らしい数字を残さないとイカンだろう。9番でいう背番号の意味ってもんがあるんだから…仮に山田大記がそのタイプ、スタイルではないにしても。それでも、できるだけ。
ちなみに、カールスルーエと同じドイツ2部（ブンデスリーガ2部）のボーフムで3年めを迎えている田坂は、昨シーズンから10番を与えられているし。こちらも10番らしいプレーと活躍をしないといけない。活躍ぶりは時折伝わってきてるけど。昨シーズンに続いて今シーズンも10番を付けさせてもらってんだから、そこは凄いと思うし。だって、日本人選手に、しかもナショナルチームに呼ばれるわけでない選手に10番を与えてんだから。

追記。
ハットトリックの大久保の1ゴールめも、巧みなシュートで（巧みっつってもボールスピードもありぃの巧み…）お見事。ペナルティエリア入ってすぐくらいの距離の右45度（もっと角度は少なかったか??）から、セービングしてくるゴールキーパーを越してゴールネットに突き刺すゴール。まるで昔（昔どころか大昔、だな）によく見た9番のストライカーのゴールみたいだった。