イングランドVSアルゼンチン、素晴らしい先制も、やられたイングランド…
2026.07.16
地上波TVでも繰り返し報じているので既にご存じのとおり、後半に入って55分にイングランドが先制するも、85分にエンソ・フェルナンデスのミドルシュートで同点、さらにアディショナルタイムにラウタロ・マルティネスが右からのメッシの右足クロスを素晴らしいヘッドで叩き込んでアルゼンチンが大興奮の逆転勝利。スペインが待つファイナルへと駒を進めた。
前半はガチガチでスコアレス。イングランドはノックアウトステージに入って2度延長戦を戦っているアルゼンチンを見て取って(イングランドも延長戦1度)後半勝負を考えていたと思われ。
アルゼンチンの攻勢を跳ね返してミドルゾーンに下りてきたハリー・ケインが右サイドへフィード、、、これはヘッドで返されることは想定済み、、、そこに駆け上がって拾ったライスが右サイドのロジャースへ、、、速いクロスを逆サイドから入って来たゴードンがバウンドする難しいボールをワンタッチでゴール隅に沈めて見事な先制。
だが、ハイドレーションブレイク明けにゴードンを下げ、コンサを投入。最終ラインを5バックにし、前線にケインとべリンガムを残して5-3-2の形を取るイングランド。メッシが右サイドに張ることは想定済みのフォーメーション変更だったろう。ところが、中盤が3枚になったことで3枚の両脇からクロスを放り込まれまり、、、ゴールキーパーのピックフォードのスーパーセーブやゴールポストに救われて失点は免れたが、なかなかこれへの手当てをせず。。。ようやく80分過ぎに2枚カードを切り、ダン・ナーンとオライリーを投入、ライスを下げる、、、これによってべリンガムを低い位置に置いて5-4-1の形にして対応しようとしたと思われるが、エンソ・フェルナンデスに強烈なミドルシュートを打たれ、これはピックフォードがセーブしたが右コーナーキック、、、ショートコーナーから右サイドのメッシが中央でどフリーのエンソ・フェルナンデスに送り、再びエンソ・フェルナンデスがミドル、、、今度は速く鋭く左に曲がり沈む(スライスする)スーパーショットをピックフォードは触ることができず同点。
さらにアディショナルタイム、、、マカリスタのシュートが右ポストを叩いた後、メッシが右サイドを縦に侵入、、、イングランドは2枚が蓋をしに行ったがメッシは左足インで持ち出して右アウトで前進して右足クロス、、、ラウタロ・マルティネスが高さのあるイングランドに前後を挟まれながらも素晴らしいフォームのヘッドを突き刺して逆転ゴール。人数が居るだけでラウタロに行けてない。
このヘッドのシーン、2005年のワールドカップ予選でアウェイのイラン戦で奪われた決勝ゴール(シュートシーン)を思い出してしまった、、、ヘッダーを決めたイランの選手の後ろに中田英寿が居た、あのシーン。
残り時間わずか、イングランドはラッシュフォードとトニを投入するがタイムアップ。当然クロス放り込んでパワープレーだが、そのクロス自体がキックにパワー無くろくに上がらずで萎えた、、、イングランドの疲労困憊ぶりが伺えたかと…。
まるでブラジルVS日本を見るかのような印象を持った視聴者も多いだろう。
ま、普通にトゥヘル監督の采配誤りと誰もが思うよね。そもそも、ケインとベリンガムも疲労困憊だったのに、この2人を替えないで残したのも、わからないではないが、エゼやサカ(サカはコンディション的にあまり使えなかったのかもしれんが…)とか、スピードのあるカウンターができる選手も居ただろうに。
それにしてもアルゼンチンのこの底力には感嘆せざるをえない。やられた、、、って感じ。
今大会、当初からメッシ、メッシ、、、という感じで “戦術メッシ” とまで揶揄されていたが、今度はこうしてメッシがチャンスメイカーとなって他の選手たちが試合を決めるという、、、それもまた今大会のアルゼンチンの戦略だったのかとすら思えて来る。
イギリスではトゥヘル監督の采配をめぐって一般ピープル含めて大激論だろう。そういうところが日本と全然違う。。。
