スペインが今大会盤石のフランスを完封、ファイナルへ。
2026.07.15
大会に入ってスペインの状態がどんどん上がっており、ここまで攻守とも盤石だったフランス(間違いなくファイナル進出有力と思っていた…)も相当手こずるだろうとは思っていたが、ここまで封じられるとは予想外。なにしろゴール期待値も「0」台(最終的に0.3らしい)というデータ。
とにかく序盤からセカンドボールをフランスは全然拾えず、スペインがボールを握る展開。この内容・結果を見て、組織が個を上回った、、、とか、日本はスペインのフットボールをめざすべき、、、とか、いかにも早計な声があちこちで見られるようだが、ちょっと待った、と言いたいところ。
スペインの選手たちは全員がボールを扱う技術が高いばかりか、身体の使い方・向きが非常に高次元。とにかく身体意識が全然違う。フィジカルコンタクトでも、それもインテンシティの高さなんだろうが、そう言うとすぐ強度やハードコンタクトを想起してしまう日本と違って、実に滑らかにススッとボールを奪ってしまう。それは、2021年の東京オリンピック前に福岡で日本と(オリンピックチーム同士)対戦した時の印象から変わりなく…
(2021年8月10日のエントリー)
そういう身体意識とプレー・パフォーマンスなんで、ケガや試合をこなす中で蓄積される疲労や身体的ダメージも多くないであろうと想像できる。
加えて、ジュニア世代から叩き込まれている “ロンド “に代表される成果というか、どのタイミングでどう動く、味方との距離は、、、といったレベルが秀逸。だから何度も見られたパスカットも、もちろん中には読みでカットしたシーンもあったろうが、必然性でもってパスカットできてしまうというか。
ロンドというと日本でよくトレーニングされている “鳥かご” を想起されると思うが、日本でやってる “鳥かご” とは随分違うというか根本的に異なると思うぞ。
そんなわけで、これを日本がやれるようになるには幼少期からのトレーニングが不可欠だし、そもそも指導者が居ないでしょ。。。
そして、それが実るとしても何十年先ですかね。
日本のフットボールは海外でも “チキタカ” として既にとく知られ(楽しまれ、評価もされ)ているが、攻撃面で美しくイマジネーショナルで流動的なチキタカをやってるだけじゃなくて、攻守両面およびフィジカルコンタクトやデュエルにおいてもエッセンスが醸成されるようなトレーニングが十年以上積み重ねらないと到底無理。それはまるで武術の如く、、、という印象だ。単に組織戦術とかシステムとか連携とか、はたまた個人戦術とかとかといったワードの問題とは違うハナシであろう、と思う次第。
困るね(笑)いくら前進・進化・進歩しても、あまりに道のり遠くて。。。
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