ノルウェー、ハーランドの2発でブラジルを破る…
2026.07.06
日本が逆転負けを食らったブラジルと対戦するのは、ハーランド擁するノルウェー。密かに大注目していた一戦。ちなみにフランスと同グループだったノルウェーはグループステージ最終節でフランスとの対戦だったのだが、ハーランドもウーデゴールも休ませて、フランスに敗戦したがノックアウトステージに備えるマネジメント。
キックオフ直後の2分過ぎ、ミドルゾーンでボールを奪ったノルウェーがゴール右へスルーパス、、、折り返しを(ブラジルの4枚の最終ラインがズルズル下がった状況でガラ空きのバイタルエリア…)フィニッシュしてゴールネットを揺らしたが、オフサイドがあったとのことでノーゴール。
ブラジルは9分過ぎ、クーニャへのスライディングタックルでPK獲得、、、だが、ギマランイスが蹴ったこのPKはノルウェーのゴールキーパー、ニーランが見事なセーブでゴールを許さない。。。
ボールを持つ時間が多いのはブラジルでなくノルウェー。ブラジルはノルウェーのパスをカットしてのショートカウンター、あるいはヌサのところを狙っている風で、ヌサを潰してのショートカウンター狙いの構えか。。。何度かノルウェーのゴールに迫るがニーランを中心にゴールを死守するノルウェー。だが、なんとなくこの程度の幾つかのピンチにノルウェーは動じる気配がない。
スコアレスで後半へ。ブラジルは日本戦の後半で見せたシフトを繰り出したように見える。だが、ノルウェーのビルドアップ時に中盤にスペースができてしまっているブラジル、、、最終ラインはハーランドはもちろんノルウェーの前線3枚を警戒して深め、カゼミーロは最終ライン寄りで、中盤ポッカリ。ノルウェーに自軍エリアにボールを持ち出されると全体が引いて4-4-2ブロック構えるブラジル。
58分、ノルウェーのパスを引っ掛けて、ヴィニシウスから右アウトのスルーパス、、、後半早い時間にクーニャに替わってピッチンしていたエンドリッキが抜け出してゴールキーパーのニーランと1対1になるが、ここも見事なセーブ。
60分過ぎ、そのニーランから一発のロングキック、、、ハーランドがポストして3人ほどがフォロー、、、このあたり、上田絢世が1人で頑張って競ったりポストした後に人が居ない日本と全然違う。。。
65分、後半からヌサに替わって左サイドに入っていた若いシェルデルップが右に持ち替えてクロス、、、ハーランドのヘッドは決まらなかったが、このプレーが先制ゴールに繋がる。
79分、再び左からシェルデルップの右に持ち出してクイックに右足で入れるクロス、、、ハーランドがブラジルの2枚のセンターバックの間にもかかわらずジャンピングヘッド一発、、、ノルウェー先制。
さらに89分、再び左のシェルデルップからハーランドへ、、、中はハーランド1人だけだったが、ブラジルの3枚にディフェンダーが前に居るのも物ともせず、小さいステップから左足で股抜き対角線シュート。2-0。
アディショナルタイムは7分の表示だったが、アディショナルタイム10分が近くなろうというところでブラジルに与えられたPKをネイマールが沈めて1点差。だがその後もノルウェーは焦ることなく、同点を許さずタイムアップ。
ポゼッション率もパス成功本数もノルウェーがブラジルの倍(2倍)という内容で、ノルウェー快勝。
この試合を日本のナショナルチーム関係者はじっくり見ていただきたいもの。確かにノルウェーには最前線にハーランドが居て、ブラジルの2枚のセンターバックは常に2枚で警戒していたが、そのすぐ後ろにノルウェーは何枚もフォローする選手が居た。ブラジル相手にビビることなくパスを繋ぎ、ブラジルの寄せを巧みに交わし、ボールを保持。今の日本選手にも十分できることではないのか。。。
ブラジルが日本戦で見せた攻撃シフトに対しても、なんら動じることもなく、、、また、ジョーカーの切り方も実に理にかなっている。いつまでも選手の個の力・個の能力におっかぶせるばかりじゃなく、(日本とノルウェーのブラジル相手の戦いぶりを通して)チームマネジメントの巧拙を十分過ぎるほど見せつけられたように思われる。
