リーグアン第9節…オセールVSル・アーヴル、瀬古が高評価のパフォーマンス。
2025.10.28
今シーズン、フランスのル・アーヴルへ移籍加入して、開幕戦はセンターバック(3バック中央)でプレーしたものの、第2節から4バックの前のアンカーで起用されるようになった瀬古。
先週末のアウェイでのオセール戦では中盤センター2枚の一角でスターティングラインアップ。
中盤センター2枚だが、縦関係のようで、瀬古の方が後ろ(アンカー気味)というシステム。
やや久しぶりに視た瀬古の中盤底でのプレーだが、なんだなんだ(笑)当初のように前に食いつき過ぎたりせず、ボランチらしいプレーなり立ち居振る舞いになってきてるじゃないか。前ばかりでなく後ろも意識しながら。。。
その分、目立たない系にはなっているかもしれないが、パス数は多くない印象ではあるものの気の利いたパスも繰り出し、前半にはこぼれをほぼゴール正面からミドルで狙うシーンもあった、、、ああいうのをマウスに飛ばせるようになったら、なおイイ感じだ。
ル・アーヴルは後半立ち上がりのゴールで1-0勝ち。アウェイで貴重な勝利。このゴールシーンも瀬古がすっと上がって来て、勢いを殺した巧みなパスを前に付け、そこから逆サイドへ展開してのフィニッシュ。
なんと地元のレ・キップ紙でも高評価、今節のベストイレブンにも選ばれている。
日本代表でのプレーでは何かと問題視されているわけだが、実際いろいろな指摘は的を射ているとも思うが、リーグアン(フランス)で中盤底で評価を高める好パフォーマンスは今後も注目してみよう。
ま、この試合でもパスワークでパススピードが足りなかったシーンもあったし、前半の25分過ぎだったと思うが自軍ゴール前でポケットを取られた局面で中途半端な位置取りと寄せであわや失点(ゴールキーパーのファインセーブで失点を免れた…)というようなシーンもあったが、その一方で後半には、ミドルゾーンで素晴らしいパスカット、直後に右サイドのスペースへ展開されたが素早い察知でそこに蓋をしに行くという実にスムースで素早い動きと一人広範囲カバーを見せ、そうして段々とサマになって行く様子は視ていて楽しいものだ(笑)
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2025-26シーズン
