U-17女子ワールドカップ、アディショナルタイムのPKでグループ1位でノックアウトラウンドへ。

2025.10.26

今年から毎年開催（昨年も開催されているので実質昨年から毎年開催化）それもモロッコで5年連続開催となったU-17女子ワールドカップ。グループステージ初戦のニュージーランド、第2戦のザンビアに連勝して迎えたグループステージ最終戦はパラグアイ。
今大会に南米チャンピオンとして出場のパラグアイは、ザンビアに2-1、ニュージーランドに4-1で連勝、連勝同士の対戦でグループ1位を争う一戦。
日本時間本日早朝に行われたこの試合、日本は序盤からほぼボールを保持するが、過去2戦同様、崩しができないしシュートも実はシュート本数は相当多いんだが、そんな印象が残らず（むしろシュートが打てない印象…）といった展開。

スコアレスで迎えた後半、60分過ぎにバイタルエリアで右から中央へ横パスを通され、ループ気味のミドルシュートを決められて失点。
この試合の日本のゴールキーパーに高さが無く、このゴールの前にはハイボールをキャッチせずにパンチで逃げたシーンがあったが、そこを見切られた感じ。
日本は同点ゴールを目指すが0-1のままアディショナルタイム、、、ここで左サイドから右へ展開して、縦に行くかと思いきや止まってしまったんでオイオイと思ったが、切り返しての左足クロスが（時間があったので相手ディフェンダーが寄せて来ていた）腕に当たってPKの判定。パラグアイはFVS（ビデオ・サポート・レビュー）を要求したが判定変わらず日本のPK。このPKはキッチリ沈めて同点。そのままタイムアップとなり、0-1でタイムアップならグループ2位だったところ、日本がグループ1位となった。
ノックアウトラウンド1回戦（ラウンド16）はコロンビアとの対戦になり、日本時間10月30日（木曜日）早朝4:00AMキックオフ。ゴリゴリ来るコロンビア相手にどういう戦いを見せることやら。
そもそも、今大会の日本チームは4-3-3のフォーメーションを採用しているが、何故に4-3-3にしているのか普通に大いに疑問。選手たちが動きやスペース管理や役割がほとんどできておらず、無理に4-3-3にしなくて4-2-3-1でも4-4-2でもイイんじゃないか。。。その方が今大会メンバーの選手たちにわかりやすい、理解しやすいのではないかと思われる。
いわば形だけ4-3-3にした体で、これは監督の哲学なのか、JFA（強化委員会）からそう指示されているのか、どうなんだ???　個の力（!）で局面打開にチャレンジさせろ（?）ってか???
選手たちもわかっていない、それ以前に監督含めコーチングスタッフがわかっていないフォーメーション・システムを何故にムリクリにゴリ押ししているのか不思議というか意味不明。
ま、前回大会と同じ監督が継続して率いていること自体、よくわからんのだが。引き受ける人材が居ないってか???（居ないんだろうとも思うが…）