ベルギーリーグ第11節…シント・トロイデンVSアンデルレヒト、松澤の移籍後初ゴールでドローに持ち込む。
2025.10.22
アンデルレヒトをホームに迎えたシント・トロイデン。アンデルレヒトからレンタル移籍中の後藤啓介も最前線でスターティングラインアップ。シント・トロイデンはいつものようにゴールキーパーが小久保玲央ブライアン、右サイドバックに畑大雅、センターバックの一角に谷口彰悟、中盤に伊藤涼太郎が欠場だが山本理仁はスターティングラインアップ。松澤海斗はベンチ。
10分過ぎ、アンデルレヒトが先制ゴールを奪う。どう見てもアンデルレヒトの方がいろいろ上回っている印象。
が、シント・トロイデンも直後に、山本理仁が中盤から前線へ顔を出し、狭いところを持ち出して巧みなフェイントからクイックなショットを突き刺して同点に追いつく。
が、そのすぐ後、アンデルレヒトのディフェンスラインの裏を突く縦に速い攻撃に対応することができず突き放される。その後にもゴールネットを揺らされたが、これはVAR介入によりオフサイドでノーゴール。前半1-2で終了。
後半に入ってややアンデルレヒトのペースを落とした印象もあってホームのシント・トロイデンが徐々に攻勢に転じるが、なかなかゴールを奪えず。すると70分近くで2枚替え、松澤海斗もピッチへ。攻撃的な左サイドに入る。
すると75分、ペナルティエリア内左でボールを受けた松澤が左ターンしてカットインしてクイックなショットを放つ、、、これが見事な放物線を描いてファーに突き刺さり同点。松澤にとってはヨーロッパ移籍後初ゴール。
その後にも松澤に再びチャンス、、、今度はよりゴール正面っぽい位置でまたも中に持ち運びながらフィニッシュを狙うが、今度は相手ディフェンダーも食らいついてきて、もう1つ持ち出してのシュート、、、その分、角度はできたが相手ゴールキーパーの視野も広がっており、ボールはゴール右隅に向かったが辛くも触られてコーナーキックとなってしまった。
惜しいゴールチャンスだったが、ま、この試合の松澤のように日本でのプレーよりも1つ速いポイントで打つ、、、ということの重要性を感じた次第。
なお、後藤はなかなかチャンスが訪れなかったが、2-2となった後、左から放り込まれたボールを味方がペナルティエリア内右でヘッド落とし、後藤ががディフェンダーと競り合いながらも巧みに右足トラップから持ち出して反転シュートを放ったが、際どくブロックされてゴールならず。
惜しかったがストライカーらしいプレーは見せたかな。途中交替はなくフルタイム出場。
試合はシント・トロイデンが終盤攻めまくったが逆転ゴールは奪えず、2-2のドローでタイムアップとなった。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2025-26シーズン
