ベルギーリーグ第8節…スタンダール・リエージュVSアントワープ。
2025.10.19
インターナショナルマッチ・ウイーク明けで一斉に各国リーグ戦再開。さて、どの試合を視ようかと思ったが(もちろんJリーグも視聴するんだが)ちょっと意外なところで(笑)スタンダール・リエージュVSアントワープを視聴してみた。
アントワープには綱島悠斗が夏に移籍。移籍直後からスターティングラインアップで起用されていたが途中交替が続いており、ここ2試合くらいはようやくフルタイム出場なのかな。
そしてアントワープのゴールキーパーは、野沢大志ブランドン。
綱島は3バックの中央。
キックオフ直後、スタンダール・リエージュがロングボールを放り込み、そのこぼれをペナルティエリア左外から1つ持ち出してのファーに突き刺すゴラッソがいきなり炸裂、、、スタンダール先制。
アントワープは3バックなんだが、なんだが3バック左がやたらと高い位置を取り、逆に右ワイドの選手が最終ラインの位置に落ちて来る感じで、なんだが攻撃のターンになると最終ラインは2枚になる(言うなれば4バックで両サイドバックが押し上げたような形になる)という、なんだか変則的な守備システム。これはベンチが意図したものなのかどうかは、ちょっと想像つかないっすね。
スタンダールは35分過ぎにVAR介入、オンフィールドレビューでレッドカードを食らい、1人少ない戦いとなる。
後半に入るとアントワープは正しい(??)3バックというか、3枚が並ぶ最終ラインを形成していたが、後半途中からこれはベンチの指示だろうが、中盤センターの1枚がアンカーの形になって、最終ラインは2枚にして同点を狙う。
70分過ぎ、ホームのスタンダールのサポーターがヒートして(それまでもレフェリーの判定に不満を募らせていた)ピッチ上の選手全員を引き上げさせて試合中断。約10分ほどの後に再開したが、レフェリーに物が投げ込まれて直撃、、、87分に試合打ち切りが宣言された。週明けに無観客で残り時間のプレーを行うそうだ。
肝心の綱島のプレーだが、序盤から(前述のとおり変則的な最終ラインでのプレーを強いられたが)カバーリング能力を見せたり、バイタルエリアで味方がボールを奪われゴール前へドリブリングしてくる相手を見事にストップするシーンもあったり、スタンダールのラフなロングボールを十分クリアできず拾われて、目の前でほぼフリーでシュートを打たれるシーンもあったが(シュートは際どく外れたが、一応コースは切るディフェンスは見せていたものの、相手によっては1点ものだったと思われる…)落ち着いたパフォーマンスであったかと。80分前後あたりからは前に出るシーンも増えたが、最終ラインで毎度フリーでボールを受けるんだが、前線に出し所も見つからず、持ち前の能力を発揮するには至らない内容であったかと。ちょっとモッタイナイかなぁ、、、このようなフットボールの中でプレーするのは。
もっとも、試合そのものは(失礼をご容赦いただけると幸いなのですが)ワチャワチャな攻防で実は退屈することなく87分まで視させていただいた。
綱島のプレーは、違う相手の試合でまた拝見させていただこうと思います。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2025-26シーズン
