本日10月シリーズ2戦めのブラジル戦…また個々の頑張り・勢い・球際なのか???
2025.10.14
4日前のパラグアイ戦の後、プレスがはまってない、結構バラバラ、、、という指摘が選手から提起されたり、個々の質に頼っている、良い選手はたくさん居るけどチームとして、、、という指摘も提起されたり、相変わらずですなぁ。これずっとだもんな。。。
選手からの不満じゃないですよ、真っ当な意見。そういうのに対応できるコーチングスタッフが居ないのが日本。
また、試合後の記者会見でもパラグアイの監督(2022年ワールドカップ前にはエクアドル監督として日本と対戦)が素晴らしい日本分析・対策を披露してくれ、これは必聴だろう。
曰く、、、
日本は5角形…幅を取っているように見えて攻撃は全て中央から…(それに対してライン間を開けないようにした…)
パラグアイの攻撃はサイドを起点にして日本のサイド(ウイングバック)をディフェンスライン(最終ライン)へ下げた…
日本のサイドの選手は常にパラグアイの2人選手(4-4-2のサイドハーフとサイドバック)に囲まれていた…(サイドで数的有利を作った…)
日本の中盤2人(←中盤センター=ボランチのこと)はいつも同じことをする…サイドから中に切り込んで日本のボランチの後ろのスペースを利用した…
…いやはや(笑)実に論理的で言語化も素晴らしい。元々フットボールってそうなんであって、、、選手個々の勢い、球際、頑張り(だけ)じゃないんで。
これを聴いて日本のコーチングスタッフや強化委員会は(聴いてるよね???)どう思ったんだろうな。ごく短期間でこれだけやられるのがフットボールなんで、グループステージ対戦相手が決まって大会前に時間がもっとかけられるワールドカップ本大会なんて、日本はボロボロの戦いを強いられるだろう。日本の個々の選手の判断(!)とか個人戦術・能力でなんとかなる(程度の)相手しか倒せないのは明白。
また、パラグアイ戦では、日本もベンチの指示か選手間の判断かわからないが試合中に対応はしていて、中盤センターの1人が最終ラインに入る(落ちて4バックみたいな)対応も見せた。空いたスペースに前線の選手が動く対応も見せたと思う。が、それに対してもパラグアイは対応というか、それを逆手に取っての(逆に生じたスペースを利用しての)攻撃を繰り出す。相手の対応に対して、さらに対応する。。。
そういうのはピッチの上で常に動いている選手たちだけでできることじゃない。
あと、今の日本チームはウイングというかサイドというかウイングバックというか、そこの選手にあまりに多くのタスクを要求し過ぎ。そこに攻撃のキーマンを置いているわけだが、攻撃力も削ぐことになっているし、守備でも(5バックになるよう要求して)5枚並べているのに相手のサイドからの攻撃に脆さがあるという(5バックになった状況での中盤センターの動きにも課題あり…)なんとも弱点だらけのシステム・戦術になっている。
これ、どうすんの??? 日本チームもコーチングスタッフによる多少の進化はアリと見る向きも居るかもしれないが(そもそも多少という点でガックシだが…)ピッチ上で相手に対応・対処されるレベル。コーチングスタッフを強化(切り替えなんて日本人にはできないので)追加なりする必要性・緊急性があるんじゃないのか。
今夜のブラジル戦はテレビ朝日でライブ中継。TVerでもライブ配信。「王国から歴史的初勝利へ」などとテレビ朝日は煽ろうとしているがイタイなぁ(苦笑)
カテゴリー:2025ナショナルチーム(日本代表)
