U-20ワールドカップ…前半から猛攻も、120分にPKを取られて非常に残念な敗退。
2025.10.09
フランスとの対戦になったラウンド16。大きな試金石になる一発勝負。
日本は前半から猛攻…と言ってよい攻勢。クロスバーとポストに阻まれたシーン含め、何度もの決定機を決められない。悪くても2点は決めていなくれはならない展開。
後半に入って、フランスは日本の中盤センター2枚に対して蓋(ふた)をしてきたと思われ、前半のような攻勢には出られず。それでも決定機は幾つもあったが、フランスのゴールキーパーに阻まれ続ける。
スコアレスで延長戦へ。PK戦になると、2022年ワールドカップのクロアチア戦にような相手ゴールキーパーに気圧される心配もしていた延長後半終了間際、、、日本のペナルティエリア内右で、フランスの選手がボールを浮かして中にチョコンと出そうとしたボールが右サイドバックの梅木の左手に当たってしまい、レフェリーは流したがチャレンジシステムを使われオンフィールドレビューに。普通には取らなくてよいプレーと思うが、オンフィールドレビューになると、こういうのはどうにも不利。案の定、判定くつがえってPK。これを沈められて延長後半アディショナルタイムに遂に失点。敗退となってしまった。
梅木はこの試合のMVPと言えるようなハイパフォーマンスを攻守にわたって見せており、気の毒としか言い様がない。
実は日本は早々にチャレンジシステムを使い切ってしまっており、その後にペナルティエリア内右で大関が倒されたシーンでチャレンジシステムを使えばもしかするとPKを獲得できたかもしれない。チャレンジシステム2度めは、相手のレッドカードを求めるもので(当然レッドカードにはならず…)それに使ったのはもったいなかった。。。それは結果論ではないと思われる。
しかし、フランスを長い時間圧倒しながらもゴールを奪うことができず、素晴らしい攻撃を繰り広げただけに非常に残念な、言うなればショッキングな結果と言えるが、こういうのを勝ち切らないと、、、という次元、領域にいまだ止まっているのは実際のところ。シュートも結局20何本放って、クロスバーとポストに4本だったか、、、それと幾つもあったゴールキーパーとの1対1を制する技量というかスキル、、、これも大きな課題だな。
どんなにどれだけイイ戦い・内容でも、グループステージで快進撃しても、ラウンド16で(ノックアウトステージ1回戦で)そうなっちゃうんだよね、、、的な想定というかフラグを立ててしまうフットボール・フリークも多いわけで(実際そうなったわけだが…)(この試合については私もこりゃPK戦に行く可能性あるなぁと前半途中から頭をよぎったのは正直なところだし…)もうそろそろ、そういうのを打ち破らないとな。。。
カテゴリー:2025ナショナルチーム(日本代表)
