クラブ・ワールドカップ、浦和レッズはグループステージ最終戦惨敗で終了。(つづき)
2025.06.27
サウジアラビアのアル・ヒラルはメキシコのパチューカを2-0で破り、ザルツブルクを勝点1ポイント上回ってグループ2位でグループステージ突破を果たした。アジア枠で出場したクラブは唯一、アル・ヒラルのみグループステージ突破となった。東地区から出場した浦和レッズとウルサン(蔚山)は共に勝点0、UAEのアル・アインはグループステージで敗退が決まっていたものの最終節でモロッコのウィダード・カサブランカを破って初勝利、勝点3ポイント獲得。
ま、そんな目の前の結果はともかく、Jリーグのクラブおよび選手たちのレベルやクラスは明らかにアップしており、技術もテクニックも、プレー強度も、個人戦術も経験、そりゃ随分とアップしておりますよ。だが、モンテレイ戦で露呈された大きな格差というものは厳然と存在していることが確認。。。
だからと言ってショックというのではなく、JリーグおよびJリーグのクラブを下げるわけでもなく、だけどもう一度よく考えることが必要ですね、、、ていうところ。
モンテレイ戦直後のインタビューで関根が、、、
リーグの色が出た…
日本というリーグ(Jリーグ)はチームの構造を維持したまま戦って全員で守って攻める…
ただ、そうじゃないような個が強い相手には日常の文化の差が出た…
といったようなことをコメント。特に最後の部分がJリーグをディスったという反応もあったが、ま、フットボール文化とまでは言わない方が良かったかもしれないが(軋轢を生むので…)だが言いたいことも一定わかるし、文化とまで言わない方が良かったかもと書いたばっかしだが、確かにフットボール感であったり、それはとりもなおさず文化というかフィロソフィーの部分ではあるしね。
で、そういう部分は選手たちにだけ押し付けてるんじゃ、未来も将来何年経っても変わらないだろうな、と。
そもそも、日本のフットボールは選手に(だけ)押し付け過ぎだろうって。
ナショナルチームだって、個々の選手たちは海外でプレーして揉まれてきて相当に手ごわいチームになってきたが、それは選手たち個々の努力と研鑽によるものであってね。。。それでイイのかってこと。
今大会、(結果的にグループステージで敗退とはなったが…)ザルツブルクの試合を見ていて、これくらい攻撃特化(?)したような意識のクラブがJリーグにも幾つかあってイイんじゃないか、と書いたが、まぁそれも1つじゃないかと。。。
Jリーグを見ていても、天皇杯を見ていても、細かい部分では特徴や違いあるものの、日本のフットボール(サッカーだなぁ)というのはとっても強くあってですね、、、それはあってイイんですが、そこから先の味つけや特長なりの部分が少ない、、、というか。
そういう部分はコーチングスタッフ、あるいはクラブのフロント含めた <文化> 形成の部分だろ。
そこが追いついていない状況、次元かな。。。
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