クラブ・ワールドカップ、浦和レッズはグループステージ最終戦惨敗で終了。
2025.06.26
既にグループステージで敗退が決まっている浦和レッズ、最終戦はメキシコのモンテレイとの対戦。
モンテレイは2引き分けの勝点2ポイント。同時キックオフで勝点4ポイント同士のインテルVSリバー・プレートが行われており、モンテレイとしてはどうしても勝点3ポイントを、なおかつ、インテルVSリバー・プレートがドローで終わると勝点5ポイントで3クラブが並ぶため、得失点差も稼ぎたい一戦。
キックオフからレッズはそこそこボールを持てた印象だったが、それはモンテレイの様子見だったか、、、3分でレッズのゴールキーパーからのフィードへの競り合いからボールを奪うと、右サイド(レッズの左サイド)を縦に、、、さらにポケットを取って、2人が寄せて来るところ逆ターンからのクロス、、、中でヘッド(ゴールキーパーの西川がセーブ)というシーンを作る。
レッズは単独突破を仕掛けても余裕で止められ、システム的あるいは戦術的に何かありそうなわけでもなく、、、それでも、右から左への斜めの攻撃から松尾が走り込んでゴール左からシュートを放ったが猛烈なスライディングでブロックされる。続いてマテウス・サヴィオの左からの低く速いダイヤゴナルのパスに長沼が走り込んだが間に合わず(届かず)でフィニッシュできず。
すると、(日本のチームにありがりな…)ミドルゾーンからゴールキーパーへの長いバックパスで危ないシーンとなってしまったり、、、すると、30分、ミドルゾーンを持ち運ばれ、人数は居てもプレッシャーもコース制限もせずで30メートル以上の強烈な無回転ミドルをぶち込まれて失点。
さらに34分、今度もミドルゾーンから滑らかなボール回し、、、ゴール左からゴールキーパーの西川のセーブ能力を見切ったようなコントロールショットをファーへ沈められ2失点め。
さらに39分。再び無回転ミドルを叩き込まれ、前半だけで3失点。
後半、レッズも懸命にゴールをめざそうとはするが、決定的なシーンを何度か創出するのはモンテレイ。
スコア動かずでのアディショナルタイム、レッズは左からクロス、、、抜けたところを右からクロス、、、中で松尾とチアゴ・サンタナが入っていてチアゴ・サンタナが沈めて一矢報いたと思ったが、オンフィールド・レビューからオフサイドの判定でノーゴール。
するとモンテレイ、、、カウンターから5対3の状況で捻じ込まれて4失点め。数的不利の状況ではあったが、どこに行くのか、どこを消すのか、そのあたりの判断なのか読みなのか、そこら辺もちょっとな、、、という印象。
結局0-4の大敗、惨敗で、この大会3連敗で帰国の途につくこととなった。
この試合、日本のフットボールの足らない部分がある意味集約された感のある試合となった印象があり、もうちょっと書きたい感じだ。
明日も追記するかもしれません。
なお、このグループの最終順位だが、インテルがスコアレスで進んだ終盤に2ゴールでリーベル・プレートを下し、グループ1位、2位にモンテレイとなった。
カテゴリー:Jリーグ