クラブ・ワールドカップ、ザルツブルクVSアル・ヒラルで北野がデビュー。
2025.06.23
初戦でパチューカを破ったザルツブルク、2戦めはサウジアラビアのアル・ヒラルとの対戦。アル・ヒラルはシモーネ・インザーギ監督就任直後、今大会初戦はレアル・マドリードと1-1のドロー。
スコアレスで推移した65分、セレッソ大阪から移籍したばかりの北野が途中出場。ザルツブルクでのデビュー戦。
背番号8を付けた北野は2列め3枚の左サイドに入り、いきなり中央から右寄りに出張って強いプレスに行くシーンを見せる。中に入って行ってよいと指示されていたのか(それとも、そういうわけではないのか???)んだろう、左サイドでワイドに立ち位置を取るのではなく、中央寄りでプレー。守備でも自軍ゴール前、ゴールライン際までチェイスするプレーを見せる。
その後も積極的に強いプレッシング見せる北野。相手陣内でボールを受けると、軽やかなターンを見せる。
味方にはたいて縦にスプリント(ワンツーねらい???)を意図したりしたが、まだ味方とイメージが合わない印象。
クーリングブレイクでは味方(右サイドバックの選手??)に対してなにやら要求していた(何語で喋ってたのかな…)様子がカメラに捉えられていた。クーリングブレイク明けから、どうやら北野は左から右へ。
前線中央でポストされたところに右からダイアゴナルに入って行ったが、味方がロストしてラストパスは来ず。
右に移ってからは、ワイドに張る立ち位置に。そこからインナーラップする味方(右サイドバック)に浮き球のパスを繰り出したが、相手ゴールキーパーへ。
コーナーキックからカウンターを受けそうになったところ、中央のレーンで身体で止めて初イエロー。
その後、前を向いてボールを持ちクロスを送るシーンや、ペナルティエリア内で前を向けたシーンもあったものの、シュートを打つことはできず決定的なプレーは無かったが、テクニカルなプレー、インテンリジェンスあるプレーの片鱗は見せたかもしれない。いずれにしても合流してわずかな中でのデビュー戦。ガツンと味方に認識させるプレーを見せたいところですな。今大会初戦のパチューカ戦もそうだったが、ザルツブルクの選手たちは前の方の選手も後ろ寄りの選手も、俺が俺が…というわけではないが、型にはまった動きにとらわれずガンガン行く・攻め上がる風土というか文化のようで(例えばJリーグにもそういうスタイルなりフィロソフィーのチームが幾つかあってもイイような印象を持ったんだが…)その中で北野も(ある意味)お行儀よくだったりセオリーに則ったパフォーマンスを逸脱するくらいが必要かもしれない。
試合の方はスコアレスドロー。ザルツブルクのグループステージ最終戦はレアル・マドリード戦。
カテゴリー:Jリーグ, ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン