クラブ・ワールドカップ、浦和レッズの第2戦、インテル戦…
2025.06.22
インテルのプレースタイルとしては、いわゆる非保持型といったイメージと思うが、この試合では序盤から終始インテルがボールを保持。浦和レッズが後ろ重心で構えた(?)ことによるのか(そういうわけでも無さそうに思えるが…)プレスがハマらないのかプレッシングの仕組みができてないのか、ボールの奪い方、奪ってからの展開イメージというか戦略性が足りないからなのか、、、あるいは、インテルもボールを持てるものなら持っていきたいのか、、、とにかくインテルがずっとボール保持して推移。
だが10分、レッズの初めてといってよい高い位置での仕掛け、、、右サイドのタッチライン際でゴチャッとした状況でボールをキープできると、金子拓郎が上手いドリブリングでインテルのディフェンスの背中を取ってポケット侵入、、、マイナスのグラウンダーのクロスに松尾の後ろに入り込んで来ていた渡邊凌磨がワンタッチでニアを抜いてレッズ先制に成功。
その後もインテルのボール保持は続き、レッズがインテル陣営に持ち込んだのはほんの数回しかなかったように思うが、インテルの攻撃はアバウトなクロスや前線からのこぼれを強引にミドルシュートを飛ばすくらいで前半終了。
後半に入ってインテルはギア上げたようには見えたが、ほぼ同じような展開で時間推移。
際どいシーンも幾つかあったもののスコア動かずで、あわよくばこのまま、、、とは実は全然思わなかった77分、インテルの左からのコーナーキック、、、ラウタロ・マルティネスがゴールに背を向けた状態でコーナーキックのボールをワンタッチで(ジャンピングではなかったが)オーバーヘッドでゴールマウスに沈めるアクロバチックなゴールで遂に同点。
そのままアディショナルタイムに突入して、1-1のドローもちらついてきたところ、インテルの放り込みからのこぼれをミドルシュート、、、味方が落とした(味方に当たってこぼれた??)ところをカルボーニがファーへ狙いすまして送り込んで、とうとうインテル逆転。
浦和レッズは先制に成功したものの、アディショナルタイムの逆転ゴールで敗戦。グループステージ2連敗となり、2戦を終えたところで早くもグループステージのみで今大会を去ることが確定してしまった。
スコア展開で言えば浦和レッズの大健闘、たいへん惜しい一戦ということになりそうなものだが、私的にはこういう内容でしかなかった感が強く(ボールを持たれっ放しという点において、ではなくボールを持たれっ放しであったり押し込まれっ放しであったりしても、この試合に臨む基本的なプランというか準備なり戦略として…)これではあんまり(勝ち負けということではなく)得るものが正直ちょっと見出しづらい印象、ではあるんですが。。。
同グループのもう1試合、リーベル・プレートVSモンテレイはスコアレスドロー。グループステージ最終戦は、今大会ここまで2引き分けのモンテレイとの対戦が最後の戦いとなる。モンテレイ戦は日本時間26日(木曜日)10:00キックオフ。
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