クラブ・ワールドカップ、川村は負傷離脱、北野はベンチ入りも出場なしのザルツブルク、パチューカに勝利。

若くて有望な選手をビッグクラブへ輩出が基本イメージのオーストリアのザルツブルク。正確にはレッドブル・ザルツブルク。レッドブルグループ。RB大宮アルディージャも今シーズンからレッドブルグループ。
このメキシコのパチューカとの一戦も、ザルツブルクは個々の選手がエネルギッシュにプレーして来ることは予想されたが、そこはパチューカ、、、いなして肝心なところで試合を決めるだろうと思いつつ視聴。。。

予想どおり、序盤からザルツブルクが積極的な攻勢を仕掛ける。フォーメーションは4-2-31でソフィースティケーテッドな攻撃を指向しているように見えはするんだが、いかにもゴツゴツと粗削りな印象。
パチューカもそれを受け止め(?)徐々に試合巧者らしい鋭い攻撃を繰り出すが、ザルツブルクのゴールキーパーのファインセーブもあってゴールを割れず。
すると前半残り時間少ないところでザルツブルク、、、右サイドから中央に入れたボールにペナルティエリア外でフリー、、、パチューカの選手の強烈なスライディングを切り返してからの(ちょっと慌てて大きな(!)スライディングに行き過ぎたか…)ワンステップ(!)のシュートは鋭くゴール右隅に吸い込まれるファインショットでザルツブルク先制。

後半立ち上がりからパチューカがギアを上げてきたが、後半開始から10分過ぎあたりで激しい雷雨により試合中断。1時間半以上に及ぶ中断後に試合再開。再開直後、パチューカはゴール左、ペナルティエリア外で得たフリーキックを左足で壁の内側を巻いてニアに曲がり落ちるフリーキックを突き刺し、パチューカ同点に。あそこで壁2枚はやはり不十分かな。
その後もパチューカが攻勢を続けるが、しばらく鳴りを潜めていたザルツブルクの攻撃が再び活性化、、、75分過ぎ、右サイドで作って3列めからスプリントして中のレーンを縦に突破してクロス、、、これを高い打点のヘッドで沈めてザルツブルクが勝ち越しゴールを奪って見せる。
このままタイムアップ。予想に反してザルツブルクがパチューカを下す結果となった。

川村は負傷でベンチ外。セレッソ大阪からつい先日移籍加入した北野颯太は早速ベンチ入りしたが出番は無し。
この試合のザルツブルクのパフォーマンスを見た方々の中には、この中で北野は全然やれる、、、って声があるようだが、それは全然否定しないです。むしろ北野のプレービジョンやイマジネーションある攻撃や仕掛けは、このザルツブルクの攻撃にソフィースティケーテッドなものをもたらす可能性を感じるところ。だがその前に、スピード、スタミナ、アグレッシブ性、そしてなにより決定力やフィニッシュのパワー(火力)などを示さなくてはならないかな。そこがまず関門ではないだろうか。
ポテンシャルは十二分にあるんだけどね。

カテゴリー:Jリーグ, サッカー・日本サッカー総合, ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン

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