U-20、モーリスレベロ・トーナメント第2戦。
2025.06.08
第2戦はメキシコとの対戦。日本は初戦(コンゴ戦)のスターティングラインアップから2人替えただけで、この試合でグループステージ2位以上を決めてしまおうというスタンスか。
日本の4-2-3-1のフォーメーションに対してメキシコは3バック。3バックの相手のビルドアップをどう消すのか、中盤をどういう風にボールを奪ってトランジションできるのか、というあたりで序盤からなかなか興味深く視聴させていただいた。
また日本はこの試合、2列めサイドが(斜めとか…)意識して中のレーンを使おうとする狙いが見て取れ、サイドバックについても2列めサイドがワイドに張った状況で1つ中のレーンをインナーラップ仕掛けようとしていた風なのも目を引いた。
それが奏功したのが30分過ぎ。右サイドで中盤も絡みながら縦関係で押し出して、ゴールライン際からマイナスの折り返し、、、これを左サイドの西原が巧みに浮かしたフィニッシュをゴールマウスに叩き込んで先制。前半を1-0で折り返す。
後半、メキシコはちょっと戦い方を変えてきて、メキシコがボールを持つ時間が多くなる。、そして60分過ぎ、同じような形で抉って中央でフィニッシュ、、、一度は当たり損ねで救われたかと思ったが、体勢立て直しして再度フィニッシュ、、、同点に追いつかれてしまう。
その後スコアは動かず1-1、大会規定により即PK戦へ。日本は2人が失敗し、メキシコも1人を止めたがPK戦3-4でメキシコの勝利。メキシコがPK勝ちの勝点2ポイント獲得、日本はPK負けで勝点1ポイント獲得で終わった。
この結果、2節を終了したところでデンマークが勝点5ポイント(メキシコとは3-3からPK戦勝利、コンゴには2-0)で首位、続いて勝点4ポイントの日本、勝点3ポイントのメキシコ、そしてコンゴという状況。
日本のグループステージ最終節はデンマーク戦。モーリスロベロ・トーナメントは何位になっても「順位決定戦」をこなすが、グループ1位と2位がセミファイナル(さらにファイナル)へ進出。日本としては2位以上に食い込みたいところ。
デンマーク戦は日本時間10日(火曜日)21:00キックオフ。この夜は19:30からワールドカップ・アジア予選最終戦の消化試合のインドネシア戦(@吹田)があるんで、立て続け、ちょっと被りますね。
カテゴリー:2025ナショナルチーム(日本代表)