スタッド・ランス、昇降格プレーオフ1stレグと2ndレグの間でのカップ戦ファイナル…
2025.05.25
伊東純也、中村敬斗、関根がプレーするスタッド・ランスは昇降格プレーオフを戦っている状況だが(アウェイでの1stレグは1-1ドロー)フランスカップ(クープ・ドゥ・フランス)ファイナルに進出しており、2ndレグの前に、日本時間本日早朝にパリ・サンジェルマンとのファイナル。
昇降格プレーオフ1stレグをベンチ外だった(休ませた)伊東純也もスターティングラインアップ。フランスカップのファイナルとはいえ、スタッド・ランスにとって最重要なのはリーグアン残留であることは言うまでもなく。。。
キックオフから、チャンピオンズリーグのファイナルを控えるパリ・サンジェルマン(PSG)との力の差は明白。17分に左ウイングのバルコラが先制、立て続けにバルコラが2点め、さらに前半終了間際にバルコラのクロスに右ウイングバックのハキミがフィニッシュして前半だけで3-0。もうこれで勝負は決まり。
伊東純也は後半始めから交替。中村敬斗も60分過ぎに交替。ま、中4日で迎える昇降格プレーオフ2ndレグに備えると、普通の判断ですな。
関根は5バックの右でフルタイムのプレーだったが、バルコラそしてその後ろのヌーノ・メンデスへの対応に苦慮。先制ゴールが生まれると、PSGは中盤も楽々コントロールできるんで、PSGの中盤3枚のファビアン・ルイスも左サイドの制圧に加われるとわかったからか、左サイドバックのヌーノ・メンデスは全然上がってこなく(上がる必要なく)なりましたね。
関根は一度、バルコラと相対した状態でドリブリングをカットしたシーンがあったが、味方が付けたボールを持ち運ぼうとしたところ(多分)ファビアン・ルイスに後方からスライディングで気持ちよくかっさらわれたり、バルコラのゴール前への侵入や裏抜けを易々許してしまうし。
3点めのハキミのゴールでは、5枚がセットした状態でスタッド・ランスの左から中へ動かされ、スタッド・ランスの5枚が全然スライドしないんで大外(関根の居る右サイド)がガラ空き、、、その向こうバルコラが居ることに関根は当然気づいていて気にしているんだが、そこでバルコラに寄ればセンターバックと関根との間をスカスカにしてしまうし、迷っているとバルコラに渡されてクロス、、、という、関根だけの問題ではなくスタッド・ランスの守備自体の問題だが、ぶっちゃけ辛い試合となってしまった。
ま、とにかく昇降格プレーオフ2ndレグですな。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン