ポルトガル・プリメイラリーガ、優勝かかる直接対決大一番、ベンフィカVSスポルティング。
2025.05.13
今節を含めて残り2試合。同勝点のスポルティングとベンフィカ、得失点差で3ポイント上回ってスポルティングが首位。この試合でスポルティングが勝つと、最終節でスポルティングが敗れてベンフィカが勝って再び勝点が並んでも、直接対決の結果が優先されるので、スポルティングの優勝が決定。逆にベンフィカがこの直接対決を2点差で勝つと、直接対決で1勝1敗となるが直接対決での得失点差で今度はベンフィカが(最終節でベンフィカ敗れてスポルティングが勝っても)今節でベンフィカの優勝が決まるという、、、そういう大一番。
ケガ明けの守田はベンチ。キックオフから4分、アウェイのスポルティングがロングカウンター、、、1トップのギェケレシュを左サイドに走らせ、ギェケレシュは2人(その後ろにも3人め)に前を塞がれながらも2人の間を巧みな右アウトで通して中央へ、、、後方から長い距離を駆け上がって来たトリンコンが見事なフィニッシュでスポルティング先制。
ホームのベンフィカはゴリゴリと力攻めの印象で、前半はスポルティングが巧みにそれを防ぐというか、組織性の点ではスポルティングの方がやや洗練されているかも。
特に1トップのギェケレシュの前線で広く動いてターゲットになる動きは素晴らしく、中盤ではヒュルマンドが相手選手複数からプレスを受けても狭いエリアをすり抜けて持ち出して、最近の日本のクラブのミッドフィルダーもこういうプレーをやれよ~やれんかったかね~とブツクサ言いながら視ておりました(笑)
スポルティングの1点リードが続いた後半、58分に守田がピッチへ。
60分過ぎ、ベンフィカは左サイドでボールを受けたパヴリディスがペナルティエリア内へカットインし、そこでその360度ターン(!)をしますか、っていう突破、、、ヒュルマンドが中を切ったが縦に持ち出し、さらに守田も行って中を切ったんだがさらに縦に持ち出され、ダブルタッチから中央へ入れられ、ブロックに行ったんだがフィニッシュされて1-1に。いやはや、パヴリディスのこのプレーは凄い、思わず目が見開いてしまった。。。
この後はホームのベンフィカが押す展開で推移したが、1-1のままタイムアップ。今節で優勝は決まらず、優勝の行方は最終節へ先送りとなった。だがスポルティングはホームで勝てば優勝。
守田は押される状況でピッチへ入って、ちょっと試合に入るのが難しかったよね。攻撃面ではミドルゾーンからイイ長いスルーパスを通したが、それくらいだったか。。。
さて、守田については来シーズンはイングランドかね。。。いろいろ噂に挙がっているが。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン