イングランド・プレミアリーグ昇格プレーオフ1stレグ。
2025.05.10
イングランド・チャンピオンシップ(実質2部)の3位から6位がトーナメントでプレミアリーグ昇格を争うプレーオフ。
坂元達裕がプレーするコヴェントリーは5位で、平河がプレーするブリストル・シティは6位でプレーオフ進出。大橋がプレーするブラックバーンは残念ながら7位に終わり、プレーオフを逃した。が、大橋は途中ケガで離脱もあったものの今シーズンのチャンピオンシップ9ゴール、イングランドで公式戦10ゴールを記録。
昇格プレーオフはコヴェントリーがリーグ4位のサンダーランドと、ブリストルがリーグ3位のシェフィールド・ユナイテッドとの対戦。
今週行われた1stレグ、まずブリストルVSシェフィールド・ユナイテッド。
キックオフからシェフィールド・ユナイテッドの方がチーム力も個々のパワーもブリストルを上回っており、何度もブリストルのゴールを脅かすが、スコアレスの状況でブリストルのバイタルエリアからのミドルシュートが決まったかと思ったがクロスバーに嫌われ、これが決まっていればと思わせた前半アディショナルタイム、、、ディフェンスラインを抜け出された相手を後ろから抱え掴み倒してしまいPK、そして一発レッド。これを沈められてシェフィールド先制。1人少なくなったブリストルは後半頭に平河を下げる選手交替。試合前には平河に大きな期待感を示すコメントが見られたブリストルだが、この交替はやむを得ないかなぁ。。。だがブリストルは後半に2ゴール奪われて、ホームの1stレグを0-3で落としてしまった。非常に難しい状況だが、2ndレグに賭けるしかない。
コヴェントリーVSサンダーランドの1stレグ、、、会場入りシーン映像から坂元達裕が抜かれ、ランパード監督の坂元を賞賛するコメントもあったからだろうか(そして2026-27シーズンまで契約延長も先日発表されたばかり)試合中も何度も坂元が現地映像で抜かれる。
実際、坂元は右サイドで何度も好プレー。味方も坂元を使おう、生かそうという意図が明らかに見られる。(ランパードも直近の試合で坂元を使え、とベンチから指示を飛ばしていたらしいし、坂元への信頼を何度か口にしている模様…)
だがサンダーランドも坂元には厳しいチェック、ファウルでの潰しを敢行。それも球際で負けず奮闘、速い見事なターンで剥がす坂元。
一番オッという声が出たのは、最終ラインから下りてきて足元にボールをもらった坂元、後ろから激しく寄せて来たマーカーをボディフェイントだけで見事にターンで交わしたシーンだなぁ。思わず、上手い!!って声が出ましたがな(笑)守備でも、自軍深い位置まで戻って身体を張ってのスライディングしての守備、ブロックを何度も見せる。
味方の右サイドバックとのコンビネーションも良く、途中から何度もアーリークロスを放り込んだ坂元だが、惜しいシーンもあったがゴール奪えず。
コヴェントリーは序盤から何度もサンダーランドのゴールに迫ったがサンダーランドも自軍ゴール前で壁を作ってゴールを許さず。
スコアレスで入った後半、そうこうしているとセットプレーなどからサンダーランドのゴールの匂いもしてくる。案の定、先制したのはアウェイのサンダーランド。最終ラインからのカウンター(コヴェントリーは中央がら空き…)から左サイドへ展開して、スペースも時間もある状況から楽々カットインからの逆サイドへ突き刺す強烈なフィニッシュ。
その直後にコヴェントリーは分厚い攻撃からクロスをヘッドで叩き込んですぐに追いついたが、終了間際にサンダーランドのクリアボールをバックパスしたところをかっさわられて、ゴールキーパーとの1対1を沈められてしまい、ホームの1stレグを1-2で落としてしまった。
現地実況からも何度も名前を口にされていた坂元はフルタイムのプレー。終盤、右サイドで深い切り返しから縦に突破してゴールライン際まで侵入したシーンは期待高まったが(低いクロスを送ったが、相手ディフェンダー必死の深いスライディングでコーナーキックに…)惜しかった。。。
ともあれ1点差。来週ミッドウイークのアウェイでの2ndレグに臨む。
2ndレグはサンダーランドVSコヴェントリーの方が先に(1日早く)行われ、勝ち上がった2クラブでウェンブリーで一発勝負で昇格残り1枠を争う。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン