早々にプレミアリーグ優勝のリヴァプール、遠藤航が今シーズンのリーグ戦初スターティングラインアップ。
2025.05.06
イングランド、プレミアリーグは遠藤航がプレーするリヴァプールが優勝、実質2部のイングランド・チャンピオンシップでは田中碧がプレーするリーズ・ユナイテッドが優勝・昇格、実質3部のイングランド(EFL)リーグ1では岩田智輝がプレーするバーミンガム・シティが優勝・昇格と、たいへん結構なイングランド・フットボールの今シーズンとなった。
4試合を残して優勝となったリヴァプール、アウェイでチェルシーと対戦。試合前大方の予想どおり、遠藤航がスターティングラインアップ。プレミアリーグのリーグ戦ではこれが今シーズン初スターティングラインアップ。カーティス・ジョーンズとのコンビで中盤センターを形成。
大注目のプレー内容だが、相変わらず守備では効きまくり、攻撃面でもこれまでボールさばきが遅いっぽい部分があったんだが、この試合では素早いボールさばき、速いパス出しを随所に見せる。
普通に上々のパフォーマンス。現地のサポーターもメディアも絶賛の模様。ただ、ごく一部のメディアではフラーフェンベルフのようなプレー内容を遠藤が再現するのは難しいことを露呈、、、といったようなコメントもあった模様。ま、イイ時のフラーフェンベルフのような攻撃的プレーから比べると、そりゃそうでしょうなぁ。(だが、そもそもフラーフェンベルフのような云々という比較論自体がナンセンスと思うが…)
試合の方はキックオフ早々の2分、チェルシーが右から入れた速いグラウンダーのクロスを、中央では後ろから入ってきたコール・パーマーを遠藤がプレスバックして来て見事にブロックしていたが、ボールはその先をファーへ流れてフリーのエンソ・フェルナンデスがフィニッシュしてチェルシー先制。
後半早い時間、チェルシーは今度も右からのクロスに中央で潰れてファーからマドゥエケがゴール前に入って来たところ、遠藤が身体を張ってスライディングでシュートブロックは見事・フィニッシュ阻止、、、そのこぼれたボールをファン・ダイクがクリアしたが、そのボールがクアンサに当たってオウンゴールとなってしまい、チェルシーのリードは2点に。だがアンラッキーな失点となってしまったが、ここでも遠藤の守備は素晴らしかった。
マドゥエケとは、ミドルゾーンで遠藤にボールが入った瞬間、マドゥエケがボールスティールにガーっと寄せて来たところ、難なく交わしてターンして持ち出し、マドゥエケが天を仰ぐシーンもあったし、よりアゲアゲになったシーンとしては、ファン・ダイクから付けられたボールを後ろ向き(自軍に向かった状態)で足元で受けた遠藤、、、ガーっと遠藤の真後ろからプレスに来たエンソ・フェルナンデスをこちらも難なく、しかも華麗に交わしてターンしたシーン、、、ファン・ダイクがすかさず拍手しておりましたね(笑)私の見間違いでなければ確か少なくとも2度ほど拍手してた。。。イイっすね(笑)
遠藤は70分前に交替。試合の方はチェルシー2点リードからリヴァプールが1点返したが、アディショナルタイムにチェルシーがPKで追加点、チャンピオンズリーグ出場権獲得めざしてマジなチェルシー、3-1の勝利となった。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン