ACLE…東地区からクオーターファイナル進出のクラブはここまで3試合すべて敗退、残るは1クラブのみ。
2025.04.27
ACLエリート(ACLE)昨夜の結果、、、まず、タイのブリーラム・ユナイテッドはサウジアラビアのアル・アハリに4分も絶たないうちにマフレズに先制ゴールを決められ、立て続けにもう1失点、さらに30分にフィルミーノにも決められて前半で0-3。そのまま敗退。
そして日本時間今朝4:30AMキックオフの横浜F・マリノスとサウジアラビアのアル・ナスルとの一戦、、、アル・ナスルにはクリスティアーノ・ロナウド、マネ、オタービオ、ブロゾヴィッチ、(アストン・ヴィラから加入した、まだ21歳そこそこの)デュランまで居る。
横浜F・マリノスは一応4-4-2のフォーメーション、選手起用、相応にプランを練っての臨戦体制。アル・ナスルはそれほどプレッシングをかけて来ないが、ギアが入ったところでのスピードと迫力あり、、、それでも25分あたりまで対応して来たが、左からのキックミスと思われるようなクロスをクリアしたボールが自軍ゴール方向へ向かってしまい、ゴールポストに当たってこぼれたところをデュランに沈められて、思わず声が出てしまう残念な失点。
すると今度は、(アル・ナスルはほとんど中盤からの攻撃の組み立ては無く…)前線に4人居る状況(2対4の状況)からゴール左のマネにボールが渡り、小さく鋭い左足ショットが強烈にニアをぶち抜いて2失点め。
さらに、易々とゴール正面からシュートを打たせ、ディフレクトしたボールをゴールキーパーが反応よく弾いたもののゴール外に逃がすことはできず上空に弾いてしまい、クリスティアーノ・ロナウドがすかさず飛び込んで沈めて3失点め。前半0-3。
後半立ち上がりに2人選手交替したF・マリノスだが、後半立ち上がり早々にミドルゾーンでビルドアップのシーンでフリーでボールを受けてやや大きめのターンしたところ、強烈なタックルをかまされて潰され、そこからショートカウンター、ここでも数的同数から数的不利に、、、4失点めを喫してしまう。
この後、途中出場のアンデルソン・ロペスが落としたボールを渡辺皓太が低い弾道を突き刺して1点返すが、さらのその後に右から斜めのグラウンダーをアンデルソン・ロペスがマウスを外してしまい(速いゴールだったがバウンドしたボール…ピッチの問題かキックの問題か…)決定的なチャンスを逃す。
その後はイエローカード2枚で1人少なくなってしまい、追加失点こそ許さなかったものの何度も決定的なシュートを浴びせられて完敗、スコア以上の大敗。F・マリノスも敗退となった。
ぶっちゃけ、アル・ナスルは流したようなプレー。Jリーグ仕様の戦いでは(それはJリーグ自体のレベルが云々ということではない・違うのだが…)一定予測可能な範疇の状況が現実のものになった感じでもある。
これを見てJリーグやJリーグのチェアマン、ひいてはJFAは何を思う?? 4年ごとに開催されるクラブ・ワールドカップ(アジア枠は「4」)に2クラブは出場できるようにしたい、、、などとのたまわっていた人間も居たと思うが、どこをどう楽観視すればそういうコメントなり発想が出て来るのか、ってところっすな。完全にサウジアラビアの好きなようにやられておりますがな。
さて、Jリーグも外国人枠を撤廃することから始めますか??? ビッグクラブをムリクリに作ることに注力しますか??? このACLE「ファイナルステージ」に臨む前に過密日程を3週間もやらせておいて、チャーター機を手配したことくらいで帳尻は合わんぞ。
というわけで、東地区残る1クラブは川崎フロンターレ。今夜(深夜過ぎ)にカタールのアル・サッドと対戦する。
さて、東地区からクォーターファイナル進出の4クラブ、ここで全滅になってしまうのか、1クラブだけでも気を吐くことができるのか、、、ま、仮にアル・サッドを下してセミファイナルへ進出できても唯一中2日でアル・ナスルと戦わせられるんだけどな。
カテゴリー:Jリーグ, アジアン・フットボール2024-25シーズン, サッカー・日本サッカー総合