パルマ、ユヴェントスから勝点3ポイント獲得…残留へ大きな一歩。
2025.04.24
日本時間本日未明に行われたパルマVSユヴェントス。降格圏へ3ポイント差しかないパルマ。この試合を含めて今シーズン残り6試合、シーズン終盤は上位との対戦を多く残しており、ホームで戦うこのユヴェントス戦も勝点1ポイントでも獲得しておきたいところ。
試合展開はまぁ普通にユヴェントス押し気味で進んでいくが、ユヴェントスもなんていうか…どうってことないっていうか、パっとしませんなぁ。そうこうしていると前半アディショナルタイム、、、ユヴェントスの右サイドの広大なスペースに逆サイドから展開してドフリーの状況から素晴らしい左足アーリークロス、、、ペナルティエリア内にパルマの選手が4人ほど入り、ユヴェントスのディフェンダーも4人は居たんだが、素晴らしいクロスに打点の高いヘッドが合ってパルマ先制。
後半に入ってもパルマの守備は集中を保ち、ユヴェントスになかなか決定的なシーンを作らせない。そればかりか細かいパスの繋ぎで押し込まれた状態から脱する局面もあったり、おーどうしたんだパルマ…というシーンもあったり。
さすがに試合最終盤はユヴェントス猛攻、、、だがゴールキーパーの鈴木彩艶もガッチリとゴールを守り、何度ものハイボールの処理もミスることなくタイムアップ。難敵ユヴェントス相手に貴重な勝点3ポイントを獲得。
これで降格圏とは6ポイント差、順位的にはパルマと降格圏の間に2クラブ。残り5試合、論理的数字上では安全圏(のはず)ではあるが(残留圏のクラブの勝点があまりに低いのが救い…)もちろんまだ残留が決まったわけではない。次節はアウェイでラツィオとの対戦、次々節はホームでパルマより上位のコモとの対戦、次々々節はアウェイで降格圏のエンポリとの対戦と続く日程で(最後の2節はホームでのナポリ戦、最終節はアウェイでのアタランタ戦と難敵…)コモとエンポリのところで最低限勝点3ポイント以上、いや4ポイント以上獲得はマストとして(6ポイント獲得できれば上出来…)その他強豪クラブとの対戦では1ポイントでも積み上げると、、、残留がより早く近づいて来るんではないだろうか。
残留を果たせたとなると、鈴木彩艶の価値・評価はなお一層アップだろうな。残留争いしているクラブ間の得失点差を見てもパルマの得失点差はかなり良(かなりマシ)であって、鈴木彩艶の貢献度は大きいだろう。
このユヴェントス戦でもハイボールをキャッチしてピッチに倒れ込んでボールを抱え込んだ状態・姿勢でしばらく静止している鈴木彩艶に、味方がポンポンと(ヨシヨシといった感じか??)背中を叩くシーンが何度かあり、味方の信頼感も高いことを伺わせる。
カテゴリー:ヨーロピアン・フットボール2024-25シーズン